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新潟ガストロノミーアワード 特産品部門に「白柿」が選出されました。

新潟県が誇る食文化を全国に発信するために創設された「新潟ガストロノミーアワード」で特産品部門30に当社の「白柿」が選ばれたと2023年2月20日の新潟日報一面広告で発表になりました。

■ 新潟ガストロノミーアワードとは

https://www.niigata-gastronomy-award.jp/

地域の風土、歴史や文化を料理に表現する「ローカル・ガストロノミー」。この理念を体現し、地域社会との関わりに積極的な新潟県内の飲食店や宿泊施設、お酒やお土産品等を発掘し、表彰する取り組み、それが「新潟ガストロノミーアワード」です。




いったいどこのどなたが「白柿」を推してくれたのか。


白柿は僕の祖父が加藤製菓創設初期の頃から作っている商品で、原料はもち米とほんの僅かな塩と黒胡麻のみ。

油も、醤油も全く使わない「素焼き」のおかきです。

白柿

https://item.rakuten.co.jp/katoseika/664129/

https://store.shopping.yahoo.co.jp/katoseika/sirokaki-sp.html

招待状が送られてきて、半信半疑のまま会場に向かうと、素晴らしい会場の入り口に受賞商品が飾られていました。

華々しいオープニングセレモニーの後に登場したのは、新潟県知事の花角英世さん。

残念ながら特別賞は受賞出来ませんでしたが、非常に光栄な賞をいただきました。

振り返って思い出してみると、十数年前。
僕らは毎日毎日、早朝から餅をつき、出来た商品を問屋さんに卸すだけの仕事でした。


実際に購入していただいているお客様の顔は見えず、売り手側の問屋さんや販売してくれる店舗さんの顔色だけを伺う毎日に嫌気をさして、新潟の米菓屋だからこそ、新潟のお米にこだわりたい。そんな自分たちのスタンスは正しいのか?と、自問自答し楽天市場に出店したのが2005年。

そして、その2年後の2007年に直売店「翁家」をオープン。


そのままBtoBのみで行っていたら、間違いなく白柿はやめていた商品だし、もしかしたら会社自体も終わりにしていたかも。


ネット通販や直売店を始めてお客様と直接話させていただく事で自分たちが気づかなかった自分の商品の良さをたくさん気づかせてもらいました。

当時はマヨネーズおかきがこれ程に評価していただけるとも思わなかったですが、派手目の味付けのガーリックもちや、黒胡椒バターなどのおつまみ系が売れるのを横目に、地味ながらもオンリーワンの支持をいただくのが今回「新潟ガストロノミーアワード」で特産品部門30に選んでいただいた「白柿」。

頑張って作り続けたいと思います。


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